診療案内

花粉症

■アレルギー性結膜炎とは?(花粉症も含む)

アレルギー性結膜炎とは、目の表面に花粉などのアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)が付着して、結膜に炎症を起こす病気です。結膜とは、まぶたの裏側と白目の部分を覆っている粘膜のことです。

花粉などが原因の特定の季節にのみ症状があらわれるものを季節性アレルギー性結膜炎といい、一年中症状がみられるものは通年性アレルギー性結膜炎といいます。重症のものでは、子どもに多くみられる春季カタル、ソフトコンタクトレンズを使っている人にみられる巨大乳頭結膜炎などがあります。

■どんな症状があるの?

アレルギー性結膜炎では次のような症状が引き起こされます。

  • 目のかゆみ
  • 目の充血
  • ◇ 目の異物感(ゴロゴロ)
  • 目やに(涙のようにサラサラした水状のもの)
  • ◇ 流涙(涙が出る)
  • ◇ まぶたの裏にぶつぶつができる

■どんな治療法があるの?

眼科で行われるアレルギー性結膜炎の治療の基本は、薬物療法となります。薬物療法の目的は日常生活に支障がないように、かゆみの症状を軽くすることが中心となります。

治療には抗アレルギー点眼薬(抗ヒスタミン薬、ケミカルメディエータ遊離抑制薬)が主に使われます。重症の場合には、ステロイド点眼薬や免疫抑制点眼薬などを使用する場合があります。

アレルギー性結膜炎のなかでも、症状の出やすい時期が予測できる花粉などが原因のアレルギー症状の場合には、『初期療法』という考え方が適用されます。症状が出る前の花粉飛散時期の約2週間前から、または症状が少しでもあらわれたら、抗アレルギー点眼薬による治療を始める方法で、花粉飛散ピーク時の症状が軽くなります。毎年花粉症がひどい場合は、症状があらわれる前に眼科を受診することをおすすめします。また抗アレルギー点眼薬は比較的副作用の少ない薬です。使用中は勝手に中断することなく、眼科医の指示に従って使うことが大切です。

■どんな予防策があるの?

アレルギー性結膜炎の対策のポイントは、日常生活でできるだけアレルゲンに触れないことです。

①花粉対策

  • ・外出時は花粉用メガネ、マスク、帽子を着用する
  • ・帰宅時に衣類や髪に付いた花粉を払い落とす
  • ・帰宅後は手洗い、うがい、洗顔を心掛ける
  • ・洗濯物、布団は花粉を払い落としてから取り込む

②ハウスダスト対策

  • ・掃除機でこまめに掃除をする
  • ・ホコリが溜まりやすい場所は、濡れ雑巾などで拭く
  • ・たたみやじゅうたんはダニが繁殖しやすいため、床はフローリングにする
  • ・布団は天日干しをする

※花粉症とスギ花粉の飛散量

花粉症に悩む人は毎年増え続けています。この理由の1つに花粉症の原因となるスギ花粉の飛散量が増えていることが指摘されています。

スギ花粉の飛散量は前の年の夏の気候に大きく影響されます。猛暑で雨の少ない夏の翌年は、花粉の飛散量が多くなるといわれています。また花粉が飛び始める時期は1~2月の気温に影響されます。この時期の気温が高いとスギの花芽の活動が早まり、花粉も早くから飛散するといわれています。天気予報や花粉情報に気を付けて早めの対策を心掛けましょう。

クリニック概要

このたび令和2年8月に宮城県名取市のイオンモール名取1階に「名取さくらみらい眼科」を開設させて頂きました。
名取さくらみらい眼科を通して地域の皆様の「かかりつけ眼科医」として一層尽力いたす所存ですので、何卒宜しくお願いいたします。当院では患者様に分かりやすくかつ丁寧にかつ迅速に高度な眼科医療を提供できるようスタッフ一同努力いたします。また日帰り白内障手術、SLTレーザーによる緑内障手術、IPLによるフォトフェイシャル等、一般眼科以外の部分においても力を入れてまいります。皆様の未来のために日々邁進してまいりますので「名取さくらみらい眼科」を宜しくお願いいたします。

理事長 石川 功

[交通]
仙台空港アクセス線
「杜せきのした駅」より直結
〈上り〉仙台駅より約18分 
〈下り〉仙台空港駅より約7分
[住所]
〒981-1294 
宮城県名取市杜せきのした5-3-1
イオンモール名取1階
[TEL]
022-796-9889
  日・祝
9:30~13:00
15:00~18:00

[診療時間]9:30~13:00、15:00~18:00

※受付は9:30~となります。

※午後のコンタクト受付時間は17:45までとなります。

〈火曜休診〉(祝日の際は診療いたします)

  • ○社保・国保・生活保護・各種保険取扱い
  • ○初コンタクトレンズ・眼鏡をご希望の⽅は終了30分前まで、散瞳検査をご希望の⽅は終了60分前までに受け付けをお願いしております。
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